情シスの私がフリーランスに転向するため、ITプロパートナーズに登録してみた話

情シスのキャリア/年収

「このまま一生、PCキッティングとパスワードリセット対応をし続けるのだろうか」

そういったことを考えたりしませんか?

開発系エンジニアのように世の中に出回るアプリやプロダクトのコードをゴリゴリ書いたり、AWSやGCPなどモダンで話題のツールを使っているわけでもない。エンジニア業界でもニッチな存在なので「情シスです」と言ってもなかなか伝わらない。売上を作るような仕事ではなく、コストダウン(節約)をすることでしか経済的な意味での経営に貢献できない。

そんな仕事をしていると「このままのキャリアでいいのか」と思ってしまいがちですよね。

なにより情シスはよくて450万円くらいまでが収入の上限で、それ以上もらおうとするのが難しいと言われることも多々あります。

収入を上げたい、もっと自信を持って生きたい、と思うのであれば、フリーランスになることをおすすめします。そして、今の時代はフリーランスになろうと思うのであればエージェントに登録をするのがいいです。

私は次のステップに進むことと収入アップを目指して、**ITプロパートナーズ**に登録しました。この記事ではその体験を紹介します。自分のキャリア形成のためにフリーランスになろうと考えていたり、収入をアップさせて自信をつけたいと考えている方は、ぜひ読んでみてください。

なぜ情シスは収入が上がりにくいのか

そもそも、なぜ情シスは収入の天井が低いと言われるのでしょうか。これは個人の能力の問題ではなく、職種の構造的な問題です。

情シスは「守りのIT」とも呼ばれ、社内システムの安定稼働を維持することが最大のミッションです。

トラブルが起きなければ当たり前とみなされ、大きなトラブルが起きたときだけ評価の俎上に載る。

売上という分かりやすい数字で貢献を示せないため、会社の中でどうしても予算獲得やポジション交渉が後回しになりがちです。

さらに、1人情シスとして長く同じ会社に勤め続けると、スキルがその会社専用に最適化されていきます。

社内の独自システム、独自のルール、独自のベンダー関係——それに詳しくなればなるほど、外に出たときの市場価値が見えにくくなる。

結果として、転職市場での交渉力が弱まり、収入が伸び悩む構造になっています。

フリーランスという選択は、この構造を根本から変える手段のひとつです。

会社という枠を取り払い、自分のスキルを市場に直接当てることで、初めて「本当の市場価値」が見えてきます。

フリーランスになるなら、エージェントを使うべき理由

フリーランスへの転向を考えたとき、「いきなり案件を自分で探す」というのは正直かなりハードルが高い。どこにどんな案件があるのか、自分のスキルがいくらの価値なのか、契約はどう結べばいいのか——分からないことだらけです。

そこで有効なのがエージェントの活用です。エージェントを使う主なメリットは3つあります。

自分のスキルが市場でいくらかを教えてもらえる

これが最も大きい。面談を通じて、自分では気づいていなかったスキルの価値や、逆に単価アップに必要な課題を客観的に教えてもらえます。情シスとして何年働いても知る機会のなかった「自分の市場価値」が、初めて数字で見えてくる瞬間です。

案件探しと契約まわりをサポートしてもらえる

案件紹介から契約交渉、さらに単価の見直しまで、エージェントがサポートしてくれます。フリーランス初心者にとっての「最初の一歩」のハードルを大きく下げてくれます。

フリーランスとしての戦略を一緒に考えてもらえる

優良なエージェントは、単に案件を流すだけでなく、長期的なキャリアの方向性についても相談に乗ってくれます。「今後どういう実績を積むと単価が上がるか」という視点を持ったアドバイスは、独学で考えるよりずっと精度が高い。

ITプロパートナーズとはどんなサービスか

今回私が登録したのが**ITプロパートナーズ**(株式会社Hajimari運営)です。スタートアップやベンチャーなど成長企業に特化したプロ人材マッチングサービスで、登録者数は80,000名規模にのぼります。

情シスにとって特に刺さる3つの特徴

案件の9割がエンド直で高単価

仲介会社を挟まず、クライアント企業と直接契約する「エンド直案件」が全体の約9割を占めます。中間マージンが抑えられる分、その分が報酬として自分に還ってくる構造です。

週2〜3日案件が業界トップクラス

レバテックなど他の大手エージェントでは週4〜5日のフルタイム常駐案件が中心ですが、ITプロパートナーズは**週2〜3日稼働の案件数が業界屈指**で、全案件の約6割が週3〜4日稼働です。

これは情シスのフリーランス転向において非常に重要なポイントです。週3日で安定収入を確保しながら、残りの時間で自己研鑽や別の案件に充てることができる。「フリーランスになっても週5日常駐で会社員と変わらない」という落とし穴を避けられます。自律的にキャリアを積み上げたい情シスにとって、この働き方の選択肢は決定的な差になります。

実際にITプロパートナーズと面談してみた感想

面談ではこれまでの実務経験を洗い出しました。1人情シスとして担当してきた内容は以下のとおりです。

  • インフラ刷新・オフィス移転対応:オフィス移転に伴うネットワークインフラの再構築(施工業者の調整も含む)
  • 新しい環境の導入:Intune/Entra ID/Defenderを使ったゼロトラスト・セキュリティの実装検討を1人で担当
  • 開発・クラウド環境の運用:Google Workspace、GitHub、Bitbucket、Docker Hubの管理、ISMS/PCIDSS対応

「答えを教えてくれる」のではなく「自分で考えさせてくれる」エージェントだった

面談を通じて、担当者のサポートスタイルが一般的な求人エージェントとは全く違うと感じました。

最初に驚いたのは、「どんな案件に応募しますか?」という方向ではなく、「フクジョーさんは将来どういう姿になりたいですか?」という問いから入ってきたことです。具体的なキャリアビジョンがまだ言語化できていなかった私に対し、「思考の整理があいつでも壁打ちに使ってください」と提案してくれ、翌日の面談までに「どういうスキルをつけたいか、将来どうなりたいか」を宿題として考えさせてくれました。

自分なりに「与えてもらうのを待つのではなく、自分が何を得たいのかを軸に考える」という答えを出して面談に臨んだとき、担当者から「それこそ自立だと思います」と言ってもらえたことは、正直かなり自信になりました。

「自分が呼ばれたのは奇跡では?」という不安を打ち消してくれた

私はもともと、自分のスキルを過小評価しがちなタイプです。面談の場でも「1人情シスの経験が、本当に市場で通用するのだろうか」という不安が頭をよぎっていました。

そんな私に対し、担当者はプロの目線からはっきりと言い切ってくれました。「もっと自分の価値を知っていいと思います。私から見て、トラジョーさんは間違いなくどこでも通用する方です」と。さらに、「日々のやり取りや企業面談の所感も含めて、トラジョーさんに対しては絶対にご支援できる自信があります」とまで言ってもらえました。

エージェントにそこまで言い切ってもらえるとは思っていなかったので、驚くと同時に、「それなら一度本気で動いてみよう」という気持ちになれました。

### 企業から「即決でどうしても来てほしい」と言われたのに、急かされなかった

衛生グループとの面談後、担当者から連絡がありました。「これまで同社が面談した中で一番雰囲気が良かった」「即決でどうしても来てほしい」という、かなり熱量の高いフィードバックでした。

企業側がそこまで言っているにもかかわらず、担当者は私を急かすことを一切しませんでした。むしろ「後で後悔してほしくないので、トラジョーさん自身が納得できるまで時間をかけて考えてください。企業への回答期限も調整します」と言ってくれたのです。

エージェントにとってはさっさと契約をまとめたほうが良いはずなのに、それよりも「本人の納得感」を優先してくれる。このスタンスは、単なる仲介業者ではなく、本当にキャリアの伴走者として向き合ってくれていると感じた瞬間でした。

### 他社案件のリスクも、包み隠さず教えてくれた

私は同時期に別のエージェント(SES会社)からも声がかかっており、その話もしていました。担当者は自ら調べたうえで、「その案件は現場に入っても手持ち無沙汰になるリスクがある。トラジョーさんの能力を考えると、正直もったいないと思います」と本音を伝えてくれました。

ただし最後には「これは私が聞いた話なので参考程度に。あくまでトラジョーさん自身の意思を大事にしてください」と付け加えてくれた。都合の悪いことも隠さず伝えながら、最終判断は本人に委ねる。このバランス感覚が、担当者への信頼感をさらに高めました。

情シスは「自分の市場価値がわからない」「低く見積もりがち」という方が多いと思います。そういう人ほど、このエージェントのサポートスタイルは刺さるはずです。答えを押し付けるのではなく、自分で考えさせてくれて、自信を与えてくれる。こんな伴走者がいれば、フリーランス転向のハードルは思っていたよりずっと低くなります。

担当者からのフィードバック

評価された点

  • 結論から論理的に話せるコミュニケーション能力の高さ
  • 未知の領域でも自分で情報収集してやり切る「完遂力」
  • 1人情シスとしての自律的な課題解決の実績

今後の課題として指摘された点

  • PM経験の「再現性」:実務での進行管理経験はあるが、公式な「PM」として大規模プロジェクトをリードした実績がまだ少ない。これを積み上げることが、さらなる単価アップへの道筋になる

この指摘は、単なる耳の痛い話ではなく「ここを埋めれば次のステージに行ける」というロードマップとして受け取れました。自分だけで考えていたら気づけなかった視点です。

このフィードバックをうけた後に紹介された案件は月60万円の情シス案件でした。

年収600万円いけば凄い!と言われる情シスの仕事において年720万円がもらえるようになったのは、本当にITプロパートナーズのおかげですね。

ITプロパートナーズを使ってみての評価

収入アップに向けたキャリア相談ができた

コンサルタントは案件を紹介するだけでなく、「PM志向を実現するために今何が足りないか」「どんな案件を選ぶとキャリアが積み上がるか」まで話してくれました。情シスという職種の特性をよく理解したうえで、単価アップに向けた具体的なロードマップを一緒に考えてもらえたのは、他サービスとの大きな違いです。

契約の中身が「フリーランスを守る武器」になっている

情シスのフリーランスが陥りやすいのが「責任範囲の曖昧さ」です。何でも屋扱いされ、「ちょっとこれもやって」が積み重なっていく。ITプロパートナーズの契約はこの問題に対する防波堤になっています。

  • 準委任契約による自律性の保証
    クライアントの指揮命令下には置かれず、自分の裁量で業務を遂行するプロとして位置づけられます。理不尽な指示を断る権利が明記されており、「なんでも屋」化を防ぐ盾になります。
  • 責任範囲の明確化
    業務範囲外の作業まで巻き取らされる状況を、契約レベルで抑止できます。「頼んでいないことまで責任を取らされる」という情シスあるあるの罠を回避できます。
  • 直接契約禁止条項(3年間)
    エージェント経由という信頼のある関係が守られることで、プロとして対等に扱われる環境が維持されます。

フリーランスとして長く、健全に稼ぎ続けるためには、こうした契約の裏付けが思った以上に重要です。

まとめ

情シスという職種に収入の天井があるのは事実です。でも、それは「情シスのスキルに価値がない」ということではありません。スキルの価値を会社という枠の外に持ち出す手段を持っていなかっただけです。

フリーランスへの転向は、その構造を変えるための現実的な手段です。そしてITプロパートナーズのようなエージェントを使えば、自分のスキルが市場でどう評価されるかを、登録してすぐに知ることができます。

一連の体験を通じて感じた3つのことを、最後にお伝えします。

1. 「何をやったか」より「何を解決したか」を言語化する

スキル一覧を並べても響きません。「MDMを切り替えた」ではなく「情報漏洩リスクを最小化しながらビジネス継続性を確保した」と言える言葉を持っておくこと。これが単価の差を生みます。

2. 自分のスキルを過小評価しない

「1人情シスの経験なんて大したことない」と思いがちですが、プロの目から見れば自律的な課題解決力・幅広い実務経験・コミュニケーション能力は十分な市場価値です。エージェントに話してみることで、自分では気づかなかった強みが言語化されます。

3. エージェントのフィードバックを次の成長目標にする

「PM経験の再現性が弱い」という指摘は、「今の自分の限界」ではなく「次に向けたロードマップ」です。市場の声を成長の材料として使い倒すことが、収入アップの最短ルートです。

収入を上げたい、自分のスキルに自信を持ちたい——そう思っているなら、まずエージェントに話を聞いてもらうことから始めてみてください。登録は無料ですし、面談を通じて自分の市場価値を知るだけでも、大きな一歩になるはずです。

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